久しぶりにANA大型機に搭乗しました!
休暇で一時帰国中国内線を利用する機会があったので久しぶりにANAさんにお世話になりました。
利用することにした経緯
今回利用したのはKIX-HND間(関空発羽田行)のNH94便
自社便は日本国内は主要路線は飛んでないのです…。
ANAは学生時代からマイラーなので今回は貯まったマイルでの利用です。
ローシーズンなので片道5,000マイルで飛べました。
個人的にこの路線はいつも大好きなスターフライヤーさんを使っていたのですが、LCCの中型機で働くようになってからFSCの大型機のお仕事を改めて拝見したい!と思い、今回は久しぶりにANAさんを利用しました。
搭乗
コロナウイルスの影響で国内線のCAさんもマスク着用でした。
入口では名物の黒飴をいただきました。(これ本当に大好き)
写真撮る前に食べてしまった…。
WiFiが利用可能かどうかはその日のシップによって違うようです。
エコノミーの座席は3-4-3の並びですが大型機で通路も広め。
オーバーヘッドビンは下から押し上げるタイプ。
上から蓋を閉めるタイプのものは機体によって蓋がとっても高い位置にあり、閉めるのに苦労することがあります。
これはこれで重い荷物が入っていると閉めにくいそうですが…。
早朝便でビジネスマンが多かったのですが、空き空きで余裕を持って座れました。
イヤホンは入口やギャレーにご自由にお取りください方式で置いてあり、またブランケットと一緒に配布もありました。
今回はダウンも持っていて機内は温かかったのでブランケットはお借りしませんでした。
安全ビデオ
LCCは画面のない機体が多くCAが直接デモンストレーションすることが多いのですが、FSCではほとんどそれぞれの安全ビデオがありますね。
個人的には昔のスターフライヤー忍者バージョンが大好きでした。
ANAさんの現在のビデオは歌舞伎役者さんが演じています。
独特で素敵ですが、歌舞伎役者さんが目立つのでちゃんと必要な情報をお客様が理解してくれるのか、少し不安になるところがあります。
ハワイ路線はホヌ(ウミガメ)の安全ビデオが上映されているそうです。
そういう面で今の日本航空(JAL)さんの安全ビデオはとっても分かりやすくて良いと思います。
離着陸時にリクライニングを戻す理由、荷物を足元に置く場合はしっかり奥まで収納する理由など、それぞれなぜそうしないといけないのかがわかりやすく解説されたビデオになっています。
機内誌
雑誌はトレーテーブルの上に収納スペースがあります。
スクリーンがないんですが、WiFiがあれば問題ないですね。
シートポケットに全て入れるタイプだと雑誌の下端が折れたりして傷みやすいので、こっちの方は綺麗でいいですよね。
機内販売誌のページ上部には「購入をご希望のお客様はお声がけください。(ベルト着用サイン消灯時)」の記載がありました。
きっちり「ベルト着用サイン消灯時」と記載されているところが日系ですね。
機内販売されているファミリアとコラボのレッスンバッグとポーチめっちゃ可愛くて欲しかった~!!
雑誌をパラパラ見てたらプッシュバックが終わり、機窓からランプスタッフが手を振ってくれているのが見えます。
これ嬉しいですよね。
実は私新卒でこのお仕事してたのです。
行ってきまーす。
WiFi利用
機内WiFiってもう結構前から普及していると思いますが、恥ずかしながらちゃんと利用するのは初めて。
以前某LCCで使ったことがありますが、無料で使えるのは3MBとかでSafariでヤフー開いたら終了でした。
機内誌に詳しくわかりやすい使い方が紹介されています。
WiFiは離陸5分後くらいから着陸の5分前くらいまで使えます。
繋がってる~!
ポータルサイトに繋げるとこんな感じ。
機内アナウンスと連動していて、アナウンス中はスクロールもタップもできません。
画面上部に「アナウンス中」と表示されます。
自分の現在地も分かります。
これがあれば本当に座席のパネルは不要ですね。
ポータルサイト以外にも普通にインターネットに繋げられます。
結構すぐに繋がりました。
ドリンクサービス
ドリンクはホットコーヒーをいただきました。
カートでのサービスは無駄がなく効率的でいいなと思いました。
サービスのカートにもちゃんとゴミ袋を付けていて、私のキャリアでは販売中にゴミを手渡されてもお待ちいただくことになることが多いので、お客様にNOと言わなくてもいい仕組みに感心しました。
WiFi使いたくて無駄に母に自撮りを送る。(笑)
少し寝落ちしてあっという間に羽田到着です。
感想
久しぶりの日系FSC、やはり接客が丁寧で安心して気持ちの良い時間を過ごすことができました。
人件費削減のために安全運航の為の最低人数で飛んでいるLCCとは違い、人数が多い分お客様それぞれの要望にすぐに応えやすい上にお客様をお待たせする時間が少なく、お互いに気持ちよくサービスできる気がしました。
サービスの教育がしっかりしているのは痛感しましたが、もちろん保安要因という点から見ても完璧でした。
ドアアームの際も丁寧なアナウンスがあり、驚きました。
オーバーヘッドビンもCAさんが各担当エリアを何度も触手確認、お互いにサムアップでチェックしていました。
アナウンスはわたしももっと勉強して質を上げたいと強く実感。これは練習あるのみですね。
安全運航を第一にさらに期待以上のサービスを提供できるのは日系FSCならではだと思います。
とてもいい勉強になりました。
また今度は長距離路線に乗れる機会があればいいな〜